簿記3級 合格診断テスト! あなたは合格ラインを超えている?

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どうも、dignityです!今回は、簿記3級 合格診断テスト!

「そろそろ簿記3級の試験日だけど、今の実力が不安…」「独学だけど、ちゃんと合格レベルに達しているのかな?」

そんなあなたのために、本番で重要な論点に絞った「合格診断テスト」を作成しました。以下の10問にチャレンジして、今のあなたの実力をチェックしてみましょう!

簿記3級 合格力チェックテスト

【評価基準】

合計100点満点です。70点以上が合格の目安となります。

第1問 基礎概念の確認(計20点)

次の用語について、該当する記述を選び、また勘定科目の通常のポジションを答えてください。

1. **貸借対照表(B/S)**は何を表す決算書ですか。また、その基準は何ですか。(8点) a. 会社の一時点の財産状態 b. 会社の一定期間の経営成績

2. 貸借対照表における資産の勘定科目が増加する場合、借方貸方のどちらに記載しますか。(4点)

3. 損益計算書における収益の勘定科目が増加する場合、借方貸方のどちらに記載しますか。(4点)

4. 簿記の世界で、左側を指す業界用語は何ですか。(4点)

第2問 現預金取引の仕訳(計20点)

以下の取引の仕訳を、(借方)と(貸方)に勘定科目と金額を記入して答えてください。

当社は事務用パソコン(備品)10,000円を購入し、代金として小切手を振り出して支払った。(10点)

また、得意先に対する売掛金5,000円を回収する際、他人振り出しの小切手で受け取った。(10点)

第3問 売掛金と買掛金の区別(計20点)

以下の取引の仕訳を、(借方)と(貸方)に勘定科目と金額を記入して答えてください。

1. 商品1,500円を仕入れ、代金は翌月末に支払うこととした。(10点)

2. 事務机(備品)3,000円を購入し、代金は翌月末に支払うこととした。(10点)

第4問 売上原価の算定(計20点)

以下の情報に基づき、決算日に行う売上原価算定の決算整理仕訳を答えてください。この仕訳は再振替仕訳を行いません

項目金額
期首商品棚卸高(繰越商品)500円
当期仕入高(仕入)8,000円
期末商品棚卸高(繰越商品)700円

第5問 減価償却費の計算と仕訳(計20点)

当期首に取得した備品(取得原価30,000円、残存価額は取得原価の10%、耐用年数9年、定額法、間接法で記帳)について、決算日(期末)に減価償却を行う。減価償却費の金額と仕訳を答えてください。

1. 減価償却費の金額を計算してください。(10点)

2. 減価償却費の仕訳を答えてください。(10点)

解答解説

第1問 基礎概念の確認(計20点)

1. 貸借対照表(B/S)現在」と記載され、1時点の資産、負債、純資産の状態を表します。

2. 貸借対照表における資産の勘定科目が増加する場合、借方貸方のどちらに記載しますか。(4点) 借方

3. 損益計算書における収益の勘定科目が増加する場合、借方貸方のどちらに記載しますか。(4点) 貸方 解説: 収益は「益」であり、損益計算書の図の右側に位置します。

4. 簿記の世界で、左側を指す業界用語は何ですか。(4点) 借方

第2問 現預金取引の仕訳(計20点)

当社は事務用パソコン(備品)10,000円を購入し、代金として小切手を振り出して支払った。 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | | :— | :— | :— | :— | | 備品 (資産の増加) | 10,000 | 当座預金 (資産の減少) | 10,000 | 解説: 小切手を振り出して支払った場合、それは当座預金口座からの引き落としとなるため、当座預金(資産の減少)で処理します。

得意先に対する売掛金5,000円を回収する際、他人振り出しの小切手で受け取った。 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | | :— | :— | :— | :— | | 現金 (資産の増加) | 5,000 | 売掛金 (資産の減少) | 5,000 | 解説: 他人振り出しの小切手を受け取った場合、それは銀行に持ち込めばすぐに現金に換えられるため、現金として扱われます。

第3問 売掛金と買掛金の区別(計20点)

1. 商品1,500円を仕入れ、代金は翌月末に支払うこととした。 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | | :— | :— | :— | :— | | 仕入 (費用の増加) | 1,500 | 買掛金 (負債の増加) | 1,500 | 解説: 商品の仕入れに対する未払い(債務)については、買掛金を使用します。

2. 事務机(備品)3,000円を購入し、代金は翌月末に支払うこととした。 | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | | :— | :— | :— | :— | | 備品 (資産の増加) | 3,000 | 未払金 (負債の増加) | 3,000 | 解説: 商品以外の財貨の購入に対する未払いについては、未払金を使用します。

第4問 売上原価の算定(計20点)

【計算】 売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期仕入高 – 期末商品棚卸高 売上原価 = 500円 + 8,000円 – 700円 = 7,800円

【決算整理仕訳】 売上原価を算定する決算整理仕訳は、以下の2段階で行います。

1. 期首商品(資産)を当期仕入れに振り返る(仕入れたものとする) | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | | :— | :— | :— | :— | | 仕入 (費用の増加) | 500 | 繰越商品 (資産の減少) | 500 |

2. 期末商品(資産)を当期仕入れから控除する(抜き出す) | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | | :— | :— | :— | :— | | 繰越商品 (資産の増加) | 700 | 仕入 (費用の減少) | 700 | 解説: これにより、「仕入」勘定の残高(8,000 + 500 – 700 = 7,800円)が売上原価として算出されます。

第5問 減価償却費の計算と仕訳(計20点)

1. 減価償却費の金額を計算してください。(10点)

計算式: (取得原価 – 残存価額)÷ 耐用年数

• 残存価額 = 30,000円 × 10% = 3,000円

• 減価償却費 = (30,000円 – 3,000円) ÷ 9年 = 3,000円

2. 減価償却費の仕訳を答えてください。(10点) | 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | | :— | :— | :— | :— | | 減価償却費 (費用の増加) | 3,000 | 減価償却累計額 (資産の減少) | 3,000 | 解説: 簿記3級では、固定資産の帳簿価格を直接減らさず、減価償却累計額という資産のマイナスを示す勘定科目を用いて記帳する間接法が一般的です。この累計額は貸借対照表の資産の部にマイナス表示されます

診断の基準

正答数(10問中)判定レベル合格可能性今後の学習方針
8問以上👑 合格圏内90%以上完璧!ケアレスミス対策と時間配分に集中しましょう。
6〜7問✨ 合格有望70%程度あと一歩!苦手なところを再確認すれば合格は目前です。
4〜5問🤔 要対策40%程度基本は理解できていますが、応用力が不足しています。仕訳と勘定の結びつきを強化しましょう。
3問以下⚡️ 基礎固めが必要20%以下焦らず、テキストに戻って「資産・負債・資本・収益・費用」の5要素と基本的な取引の仕訳から復習しましょう。

見直すべきポイント

あなたはどのくらい正解できましたか?

このテストの結果(合計点)があなたの現在の簿記3級の大体のレベルを表しています。

特に、配点の高い仕訳問題(第2問、第3問、第4問の仕訳)において、資産・負債・費用・収益の増加/減少が借方貸方のどちらに来るかという基本の形 を意識し、正確に答えられているかを確認してください。

挑戦し、時間内に全問解き終わる練習を繰り返しましょう。あなたの合格を心から応援しています!

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